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プレゼンテーションにおける情報を生かす方法

データと情報化

プレゼンテーションとは何でしょうか?
辞書で調べると、「情報伝達の手段」「情報を提示し、理解を得るための手段」と記載があります。

では、「情報」とは何でしょうか?
「データ」と「情報」はどう違うのでしょうか?
「データ」とは客観的な事実です。
そして、「情報」とはその事実から付加価値、評価(主観)を加えたものの事を指します。

皆様、「データ」の伝達になっていませんでしょうか?

例えば、わが社は創業○○年で従業員の平均年齢が〇〇歳で平均年収〇〇万円で男女比が6:4です。
これは「データ」です。

これに語り手の主観を相手に付加価値のある情報としてどう伝えるかが、「プレゼンテーション」になります。
カタログに書いてあるような「データ」だけならプレゼンテーターはいらないのです。


例)わが社は創業○○年で、従業員のほとんどが産休後に復職していて、すごく居心地がいい会社なんだよ。だから平均年齢が○○歳になるんだ。平均年収も同業他社と比べたら○○万円ってすごくいいと僕は思っているんだ。しかも仕事の結果をちゃんと評価してもらえる文化があるから、あなたに向いていると思うんだよね。

というような表現をすることが「プレゼンテーション」なわけです。

皆様が今お勤めの会社を、後輩に伝える時にどう伝えるのでしょうか?
是非考えてみてください。

客観的な数字やファクトに付加価値をつけて表現する・伝える。
この技術こそが「プレゼンテーション」の根幹となるわけです。


プレゼンテーション力を身に着けるために必要なこと

  1. 意味づけ・付加価値をつけるという発想力
  2. 相手の情報収集
  3. 提供サービス(商品)の付加価値の深堀り

意味づけ・付加価値をつけるという発想力

コーヒーをキリマンジャロというマメで作っていると仮定しましょう。
その豆で入れると苦味と酸味の割合が「データ」となり、それによりアイスコーヒーを入れて朝一に飲むことで、苦味が脳を刺激して良いアイディアが浮かぶ。とまで伝えるのは「発想力」なのだと思います。

相手の情報収集

〇〇さん毎朝コーヒーをお飲みなら、この豆で挽いたコーヒーを前日の夜に作って冷蔵庫に入れておいたら朝起きるのが楽しみになりますよ。
と、伝えてあげるとさらにその「付加価値」が高まるのです。

提供サービス(商品)の付加価値の深堀

〇〇さん、もっと言うとこのコーヒーは透明のガラスのコップに氷を5,6個入れてから飲んでみてください。
この夏の暑い時期に朝の氷の「カランカラン」という音と、表面につく水滴とその色合いでめちゃくちゃ涼しい気持ちになれますよ。

そして、ポイントは酸味です。朝の眠気を吹き飛ばしてくれますよ。と伝えることで「プレゼンテーション」の深みが増すわけです。

最後にひと押し…
という事で○○さんこのコーヒーは通常のコーヒーより20%ぐらい割高ですが多くの方が朝のとても素敵な時間の過ごし方がその値段なら、「安い投資だ」とおしゃって買われていくのですがいかがですか?と、

こんな感じで「プレゼンテーション」を締めくくるのです。

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