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ノウハウ・事例

ノウハウ

映像で印象をつけるプレゼン術

脳は映像で考える

誰かと話すときしっかりと映像化しながら話すことできていますか?
営業以外の場でも練習ができるスキルについてお話したいと思います。

活字離れと映像化

人の脳は「文字」ではなく「映像」で考えて判断します。
例えば何か買い物をしたときのことを想像してみてください。

きっとその商品を使っている状態を「映像」で想像してその結果決断しているのではないでしょうか?
文字で想像する人はいますか?

きっといないはずです。
最近は活字離れといって文字情報を自分の脳で映像化する人が減ってきているのではないでしょうか?
なぜなら直接映像で情報を収集できる時代だからです。

どんなことも映像で想像するので提供するサービスや商品を実際に使っている状態をいかに映像として想像してもらうかがテーマだと思います。

あなたはそれをどこまで突き詰めていますか?

想像した映像をどう伝えるか

大切なことは、プレゼンテーションをしている本人自身が相手がそのサービスや商品を使っているシーンを想像してしゃべるという事です。
頭の中で目の前のお客様がそのサービスを利用しているシーンをちゃんと想像していることがその手前で最も大切なのです。

なぜならばそのシーンを想像できない限りお客様もそのシーンを想像することができないからです。
こちらが想像できていないことを相手が想像することはないという事です。
想像している映像をどうやって相手に伝えるかが、この後お伝えする2つの要素が必要となってくるのです。

映像化で必要不可欠な要素とは

・音、色、味、におい などの5感に訴える表現をする
・動作などの動きを表現する

この2つの要素が大切です。

本日は車に例えてお伝えしたいと思います。

「この車は馬力が500馬力です。」
「いかがですか?」
「いいですね」

これは、別のコラム《プレゼンテーションにおける情報を生かす方法》でデータを情報化するお話しをしましたが、これでは商品の説明でありプレゼンテーションではありません。

5感に訴えながら改善してみましょう。
「この車の馬力は500馬力です。500馬力もありますのでアクセルを踏んだ瞬間のスピードが凄く、アクセルを踏んだ瞬間、頭部が背もたれに「ドーン」とぶつかるような感覚があります。迫力のあるこちらの車、いかがですか?」

その他のシチュエーションの場合ですと、
「このボールペンの書き心地は、ツルツルの氷の上をすべるような書き心地で、何ページ書いても全く疲れを感じないとおっしゃる方が多いんですよ。」
というような表現が大切だと思っています。

しかし、実際に試して使える商品やサービスを提供している方よりも実際には試してから買うことができない商品を販売している方はそのスキルがより大切になるのだと思います。

あなたが提供するサービスが、目の前のお客様の人生をどのように豊かにしていくのかをちゃんとイメージしないと伝わらないのです。
イメージすることによりその一部が伝わっていくのではないでしょか?
そういうサービスを提供している人こそ本当の意味で目の前のお客様の立場になって想像するという事が必要なのです。

そして、口頭で、実際に使用しているシーンをを相手に映像として想像してもらえるようなスキルを磨くことがとても大切だと考えています。
もちろん今はツールがたくさんあるのでデジタルツールを活用する事もこれからの時代に必要不可欠な要素だと思います。

例えばZOOMでプレゼンテーションをしているときに、相手にどのように想像してもらうかをシートで用意したり、映像を最初から作って用意することもこれからの時代に必要なことになってくるのだと思います。
ほかの業界のトップセールスが今の時代にどんなプレゼンテーションをしてるかも研究してぜひあなたの業界のプレゼンテーションに活用してみてください。

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