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成功へ導く!営業マンのスケジュール管理術【営業管理職も必見】

営業活動において、スケジュール管理は成功の鍵を握ります。

効率的なスケジュール管理は、限られた時間を最大限に活用し、より多くのアポイントを生み出し、最終的には売上向上に繋がるためです。

しかし、多くの営業マンがスケジュール管理に苦労しているのではないでしょうか。

そこで本記事では、営業マン個人と営業管理職の双方に向けて、成果に直結するスケジューリング術を解説します。

明日からすぐに実践できるノウハウなので、ぜひ読んでいただき、日々の営業活動に役立ててください。

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営業のスケジュール管理が成果に直結する理由

営業活動は多岐にわたります。

見込み客の発見、商談、契約締結、そしてアフターフォローまで、様々なタスクを効率的にこなすには、緻密なスケジュール管理が欠かせません。

スケジュール管理が不十分だと、顧客対応の遅延や商談機会の損失など、営業パフォーマンスに悪影響を及ぼし、成果に結びつきにくくなります。

スケジュールは未来の成功を設計する

スケジュールを戦略的に活用することで、自身の潜在意識に働きかけ、アポイントの最大化を図ることができます。

スケジュールは単なる予定の記録ではなく、未来の成功を設計するための羅針盤として捉えましょう。

まず、明確な目標を設定し、それを達成するための具体的な行動計画をスケジュールに落とし込みます。

商談数、訪問件数、契約件数など、具体的な数値目標を設定し、それを日々のスケジュールに反映させることで、目標達成への意識を高め、行動を促しましょう。

時間の使い方を最適化し、生産性を向上

スケジュールを可視化することで、時間の使い方を客観的に分析し、改善点を明確にすることができます。

例えば、週単位のスケジュールを一通り見てみましょう。

「商談に十分な時間を割けているか?」「事務作業に時間をかけ過ぎていないか?」など、時間配分のバランスを見直すことができます。

もし、移動時間や事務作業に多くの時間を費やしている場合は、それらを効率化するための方法を検討しましょう。

移動時間を短縮するために訪問ルートを見直したり、事務作業を自動化するためのツールを導入するなど、工夫次第で時間を有効活用できます。

さらに、スケジュールに生まれた空き時間はチャンスです。

新たな顧客開拓のための活動や、既存顧客との関係強化に時間をあてることで、更なる成果に繋げましょう。

営業マン個人向け!営業のスケジュール管理方法

営業マンにとって、時間管理は生産性向上に直結する重要なスキルです。

効率的なスケジュール管理を実現できれば、限られた時間の中で最大限の成果を上げることが可能になります。

ここでは、営業マン個人向けのスケジュール管理方法を具体的に解説します。

漠然と1日を過ごすのではなく、戦略的に時間を使うことで、成果を最大化しましょう。

1. 表示期間は「週」で管理する

スケジュール管理の基本は、週単位での把握です。

月単位だと詰め込みすぎて具体的な行動がイメージしづらく、日単位だと視野が狭くなり、全体的なバランスを見失いがちです。

週単位でスケジュールを管理することで、1週間の活動の流れを把握し、優先順位をつけながら効率的にタスクをこなすことができます。

具体的な方法としては、次の週が始まる前に予定をまとめて入力します。

商談、顧客訪問、事務作業、移動時間など、すべての予定を漏れなく入力し、1週間の大まかな流れを把握しましょう。

また、週の途中で発生する予定変更にも柔軟に対応できるよう、スケジュール帳もしくはスケジュール管理アプリはいつでも見れるようにし、こまめに更新することが重要です。

アプリを利用する場合は、通知機能を活用して予定をリマインドさせるのも効果的です。

2. 視覚的に管理しやすいようにする

スケジュールは、パッと見てすぐに内容が理解できるよう、視覚的に管理することが重要です。

色分けや記号などを活用し、それぞれの予定が何の活動に該当するのかを明確にしましょう。

おすすめは、以下の6つのカテゴリに分類することです。

  1. 見込み客発見:新規顧客開拓のための活動(例:テレアポ、セミナー参加)
  2. お客様のアフターフォロー:既存顧客との関係維持のための活動(例:訪問、電話)
  3. 商談:顧客との商談(例:提案、クロージング)
  4. 事務作業:見積書作成、報告書作成など
  5. 何もしていない時間:休憩時間、待機時間など
  6. 移動時間:顧客先への移動時間

これらのカテゴリを色分けしてスケジュールに落とし込むことで、時間の使い方のバランスが一目でわかるようになります。

例えば、移動時間が想定以上に多い場合は、訪問ルートを見直すことで効率化を図ることができます。

3. 未来のスケジュールは事前に計画する

「今日中に何をするか」を朝考えるのではなく、前日までに決めておくことで、当日の作業効率を大幅に向上させることができます。

事前に計画を立てておくことで、心理的な余裕が生まれ、焦ることなく業務に集中できます。

タスクの優先順位を明確にし、それぞれのタスクにどれくらいの時間を割くかを想定しておきましょう。

さらに、予期せぬ事態が発生した場合に、どのように対応するかについても事前に考えておくことで、柔軟な対応が可能になります。

営業管理職向け!チームのスケジュール管理方法

営業管理職にとって、チーム全体のスケジュール管理は、個々のパフォーマンス向上だけでなく、チーム全体の目標達成に大きく影響します。

メンバーのスケジュールを把握することで、適切なリソース配分や進捗管理が可能になり、チーム全体の生産性を最大化できます。

また、個々のメンバーの課題を早期に発見し、適切なサポートを提供することで、チーム全体の成長を促進することも可能です。

ここでは、営業管理職が実践すべきチームのスケジュール管理方法について解説します。

1. アポ調整中に気をつける

部下が「アポ調整中」と報告してきた場合、なんとなく受け流さず、詳細な状況を把握することが重要です。

単なる調整中ではなく、実際には商談が失注に傾いているケースも少なくありません。

具体的には、以下の点をヒアリングしましょう。

  • どのような顧客とアポ調整中なのか?
  • 商談の内容は何か?
  • 顧客側の反応はどうか?
  • アポ取得のために、どのようなアプローチをしているか?
  • いつまでにアポが取れる見込みか?

これらの情報を元に、適切なアドバイスやサポートを提供することで、部下の成約率向上に繋げることができます。

2. 商談以外のアポイントに出てくる名前に注意する

商談以外のアポイント、例えば、研修や会議、社内ミーティングなどに、どのような人物が参加しているのかに注意を払うことで、チーム全体の状況を把握することができます。

例えば、特定のメンバーが頻繁に研修や会議に参加している場合は、スキル不足や業務の偏りなどが考えられます。

また、特定のメンバーが社内ミーティングにあまり参加していない場合は、チームへの帰属意識が低い可能性があります。

これらの兆候を見逃さず、適切な対応を取ることで、チーム全体のモチベーション向上とパフォーマンス向上に繋げましょう。

3. 自分のスケジュールだけが表示されるようなツールを導入する

多くのスケジュール管理ツールは、チームメンバー全体のスケジュールを共有する機能を備えています。

しかし、自分のスケジュールだけが表示されるような設定にしてしまうと、他のメンバーの状況を把握することが難しくなり、スケジュールの空き状況に気づきにくくなります。

チーム全体のスケジュールを可視化することで、誰がどの程度の仕事量を抱えているのか、誰が余裕があるのかを把握することができます。

仕事量が偏っている場合は、タスクの再配分を行うなど、チーム全体のパフォーマンスを最適化するための調整を行うことができます。

まとめ

効率的なスケジュール管理は、営業活動の成功に不可欠な要素です。

本記事で紹介したノウハウを実践することで、限られた時間を最大限に活用し、生産性を向上させましょう。

また、スケジュール管理ツールを効果的に活用することで、よりスムーズな業務遂行が可能になります。

インビクタスの営業力強化トレーニングでは、営業ノウハウはもちろん、独自の営業管理ツールを導入して、メンバーの活動状況を把握しやすくする支援もしています。

もし興味がありましたら、以下からお問い合わせください。

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