成功へ導く!営業マンのスケジュール管理術【営業管理職も必見】
営業マン個人と営業管理職の双方に向けて、成果に直結するスケジュール管理方法を解説。明日からすぐに実践できるスケジューリング術を具体的にご紹介します。
本日お会いした人の事を一人でも褒めましたか?
「褒める」ことと「営業」はどう関係あるのか皆さんと学んでいきたいと思います。
「褒める」技術は単に営業の場面だけではなく、普段のあらゆるコミュニケーションに有効に作用する技術です。
会議・家族の会話・飲み会・恋人同士の会話… あらゆる場面でとても役に立つと思います。
「初めまして。○○さんですか?」
「噂には聞いていましたが、想像以上にめちゃくちゃ仕事できるオーラ出てますね。圧倒されてドキドキしちゃいました。」
「○○さんですか?あれ?人違いかな私が聞いていた人より、ずいぶんとお若く見えるので、勘違いしたかと思っちゃいました。」
など、会話を褒めてからスタートしたことはありますか?
会話の種類はいくつか存在しますがスタートでは、
《挨拶》→《お礼⇔お詫び》→《褒める⇔指摘する》→《本題に入る》→《褒める》→《本題に入る》→《褒める》…という順で進んで行くはずです。
でも、この会話の間に『褒める』のが結構難しいのです。
なかなか相手を褒めるという事が上手くいっている人は少ないのではないでしょうか?
実際に僕も前職の時に部下と商談に同行したときの事ですが「ちゃんと褒めるように」と指示したところ、最初にご自宅のTVの大きさを褒めました。
「大きいTVですね。」
『ありがとうございます。』
その後、10分ほど色々会話が進み、次に
「いやー、それにしても大きいTVですね。」
『はあ。まあ』
こんな感じで会話が進んでしまったのです。
日々のトレーニングを積んでいないと、褒めるところを探すことが難しく無難なところをとりあえず褒めてしまうという落ちになりがちです。
では、どうしたらいいのでしょうか?
褒めるポイントは以下の5つだと考えています。
「○○が素敵ですね」「○○が男らしい」など具体的に褒めると誠意が伝わりやすいです。
「なんとなくすごいですね」と言われても、ピンとこないのではないでしょうか?
会話の前半では見た目や職業や役職などで具体的に褒めることができると思いますが、会話が進む中で色々な話の途中で何度も褒めることが大切です。
例えば最初だけ褒められて、その後1時間の商談中に一度も褒めてくれなかったら、第一印象や役職などの最初に得られた情報以外で褒めるところがないという結論になってしまいます。
逆の立場だったらどうでしょうか?
役職→見た目→職業→服のセンス→発言→家族→趣味→ … のように色々褒める場所を変えるということです。
いろいろなところを褒められるほど相手は気持ちよくなりますし、褒めている自分もその人の事をどんどん好きになれる可能性が高いのです。
そして、もっといろいろなところを褒めることができるようになるのです。
人は必ず褒めてほしいところがあるはずです。奥様を褒めてほしい人もいれば、子供の人もいれば、自分のことを褒めて欲しい人もいます。その他ですと服を褒めてほしい人もいれば、性格など本質を褒めてほしい人もいるはずです。
目の前の人がどこを褒めてほしいかをじっくり探すことが大切です。
相手の褒めるところを、主観を交えて褒めることが重要です。
例えば、「○○な部分が、羨ましいです。」「そんなことができるなんて、私には想像もできません。」など、褒める部分+自分の感情(主観)により、グッと信憑性が増すのです。
以上の5つのポイントを意識してこれから先会った方をどんどん褒めてみましょう。
最短で褒める技術を習得するには普段から周りの人の良いところを発見すること、そして実際に褒めてみるようにしましょう。
朝起きたときに、奥様の良いところを探す。出勤したときに部下や上司の素敵なところを探す。など普段から人の良いところ、褒めてほしいところを探すトレーニングをしましょう。
そして、周りを巻き込んでお互いに褒め合う環境を作る努力をしてみましょう。 きっと、その環境は職場でも家庭でも素敵な環境になる事でしょう。
新入社員や若手の離職率に悩み、モチベーションを高めることに課題を感じている経営者の方も多くいらっしゃいますが、インビクタスでは「スキルを高めることこそが、モチベーション向上につながる」と信じています。
もちろん営業という仕事の魅力とやりがいを伝えることは重要ですが、それを本当に理解できるのは、スキルが身についてお客様に商品・サービスを買っていただいた時だからです。
インビクタスでは、理論や型をベースとした実践的なスキルを身につけることを主軸にしたトレーニングにより、新入社員の営業としての成長スピードを最大化するお手伝いをしています。