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CASE STUDY

ノウハウ・事例

ノウハウ

挑戦と成長によるライバルの存在の重要性

相互作用がもたらす影響

突然ですが皆様は職場にライバルはいますか? 過去の職場も合わせて思い出してみてましょう。
オリンピックのメダルを取った選手の方がインタビューで「○○さんというライバルのお陰で頑張れました。」というインタビューを聞いたことありませんでしょうか?

脳にはミラーニューロンという神経細胞があり、ミラーニューロンが他者の行動模範などの行動に寄与するといわれています。 つまり、周りにいる人間に自分の行動も影響を与えていますし、自分も周りの人間の行動や態度から影響を受けているという事です。

パートナーの影響

例えば、部活動の時を想像してみてください。
自分一人では決して超えられないような厳しい練習も周りの仲間が頑張っているから自分だけここで脱落するわけにはいかないという気持ちで乗り越えた経験はないでしょうか?

これが”ミラーニューロンの働き”なのです。

例えば、夫婦でもご主人が太ると、奥様も太ったりすることがあります。
その他ではダイエットの実験でもランニングマシーンのアバターが痩せているほうが、ランニングマシーンのアバターが太っているより、痩せる効果があるという話もあります。

部活動でも、プライベートでも、仕事でも、受験勉強でもライバルの存在は自分を高めるのに大きな役割を果たすのです。

なるべく身近にいたほうがお互いにミラーニューロンが影響を受け合って良い方向に向かうので、目標を達成するのに自分に見合ったライバルがいることは不可欠なのです。

目標にコミットした仲間との関係

では、ライバルとはなんでしょうか?
営業成績が同じぐらいの相手でしょうか?
同じ部署の仲間でしょうか?

私はライバルとは単なる同じぐらいの成績の仲間ではなく、同じぐらい目標にコミットできる仲間の事だと思います。
例えば、Aさんはランキングトップクラス、Bさんはミドルクラス、でもお互いに今年の目標数字にコミットしていて席は隣に座っている仲間がいるとします。
この二人の関係はまさにライバルだといえます。

上司と部下もライバルになり得ます。
例えば、課長と部下がともに同じように目標にコミットメントしている同志だった時にそれは起きるのです。
あなたは、周りにライバルはいますか?
いないのであれば、ぜひ作ってみましょう。

目標達成意欲への動機づけ

ライバルの存在はこんな影響をもたらします。
『ライバルの存在⇒切磋琢磨⇒周りのメンバーへの影響⇒周りもコミットメントし始める』
というようにライバルの存在は周りにもいい影響を与え合うのです。

リアルの世界に、そして、身近にライバルが存在することはとても大切なことですが、いない場合はどうしたらいいのでしょうか?
それは架空のライバルを自分で作り出すという事です。
例えば、先輩のセールスパーソンの過去の数字をライバルとして決める。その数字と毎週、毎月勝負をしていく。
あるいは、完全に架空のライバルを想定して架空ライバルを本当のライバルのように毎週モニタリングしていく。

身近にいない場合は、このように架空のライバルの存在を作ることで自分の成長や目標達成意欲に刺激を与えることも重要と言えます。

チームにおけるライバル関係の構築

ライバルの存在は、個人 VS 個人だけではなく、チームVSチームでも存在し得ます。

例えば、一定期間チーム VS チームで勝負をして、ミラーニューロンを刺激する。などさまざまな方法でライバルを作ることが可能です。
私が外資系保険会社の支社長だったころに、うまくいかなくなったメンバー同士でチームを作りそこのメンバー同士のライバル意識を刺激したときにそのメンバーがすごく活性化したことがあります。
それはまさにレギュラーを外されてやる気が下がってきているメンバーにレギュラー外のメンバー同士というライバルを与え、そのメンバーにほかのメンバーを刺激してチームに貢献してほしいという役割を与えることで活性化が始まったという事です。
この例は、ライバルの存在と役割の二つが大きく寄与した例だと思います。

このように、ライバルの存在と自分やチームを高めるという事は大きく関係しているのです。
あなたも素晴らしいライバルに出会えることを祈っています。

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